【オリックス】160キロ右腕がまさかの8四死球 1241日ぶり単独最下位

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2024.4.4(木) 05:00

6回無死満塁、投手交代を告げた中嶋聡監督(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武3―0オリックス(3日・ベルーナドーム)

 リーグ4連覇を狙うオリックスが開幕5戦目にして単独最下位に転落した。シーズン最下位に終わった20年11月9日のリーグ全日程終了以来、1241日ぶり。「たかが5試合ですけど、もう5試合というのか…。そこはもう、自分たちの取りようだと思います」。開幕から2カード連続負け越しの現実を、中嶋監督は静かに受け止めた。

 今季初先発の山下が、自己ワーストの8四死球と荒れた。「気持ちの面でちょっと乱れがあったりとか、まだ弱さが出たんじゃないかと思います」。昨季はベルーナDで開幕投手として対戦し、4試合で3勝0敗、防御率0・69と圧倒した西武を相手に制球難。5回まで最少失点で粘りながら、6回に先頭からの3連続四球で降板した。井口の救援で2失点に収まったが、中嶋監督は「ローテーションに入る、という覚悟もあるでしょうし。その点では粘らないといけない」と厳しく注文。160キロ右腕がリズムを生めず、打線もジャブすら繰り出せなかった。

 今季最少の2安打で初の完封負け。新人・武内に7回1安打と封じられ、二塁すら踏めなかった。チーム打率12球団ワーストの打線は、開幕5試合で計6点と苦しい状況だ。中嶋監督は「(同一)カードの3連敗だけは避けなきゃいけない」と昨季1度もなかった3タテ阻止に懸命。ただし、一昨年は1勝5敗スタートからリーグ連覇を成し遂げた。勝負どころを知り尽くす選手個々に、エンジンがかかるのを待つしかない。(長田 亨)

 ◆山下の昨季初登板 3月31日の西武戦(ベルーナD)で開幕投手。1軍初登板で大役を務めるのは、球団では1954年の梶本隆夫(阪急)以来、69年ぶりだった。勝ち負けはつかなかったが、5回1/3を4安打1失点、7奪三振。最速は157キロを計測し、直球はすべて150キロを超える衝撃デビューとなった。

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