【ソフトバンク】“出塁したらほぼ必ず二盗するマン” 福本豊超え日本新107盗塁ペース

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2024.4.3(水) 05:40

5回1死一塁、二塁盗塁を決めた周東佑京(カメラ・豊田 秀一)

◆パ・リーグ ソフトバンク2ー0ロッテ(2日・福岡ペイペイドーム)

 “出塁したらほぼ必ず二盗するマン”が開幕4試合で早くも3盗塁を決めた。ソフトバンク1点リードの5回1死。右前打で出塁した周東が2度けん制される警戒態勢の中、今宮の初球であっさり二盗成功。2死後、柳田の中前打で2点目のホームを踏んだ。143試合換算なら107盗塁。阪急・福本豊(スポーツ報知評論家)の日本記録「106」(1972年)を超えるペースに「走れる時に走っとかないと」と貪欲だ。

 特筆すべきは今季16打席で出塁は4度(2安打、2四球)だが、うち3度盗塁を企図して、全て成功していることだ。小久保監督は「(盗塁成功)率はいいんで、出塁率をもうチョイ上げてくれれば言うことないです」とジョーク半分でリードオフマンをたたえた。チームは8年連続でホーム開幕戦白星。立役者は1月に今季の目標として「100盗塁&盗塁成功率10割」と宣言しているが、あながち大ボラとは言えない。(田中 昌宏)

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