【ソフトバンク】達川光男氏「伝説のことはするよ」コンプラ無視?始球式でまさかのパフォーマンス

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2024.4.2(火) 18:52

並んで始球式を行う俳優・吉瀬美智子とバスケットボール男子日本代表ヘッドコーチのトム・ホーバスさん (カメラ・豊田 秀一)

◆パ・リーグ ソフトバンク―ロッテ(2日・福岡ペイペイドーム)

 広島元監督でソフトバンク元ヘッドコーチの達川光男氏が、本拠地開幕戦で始球式を務めた福岡県出身の女優・吉瀬美智子の“女房役”を務めた。

 1980年代の広島で正捕手として一世を風靡(ふうび)した達川氏。背中に「320 MITSUO」と書かれた鷹のユニホームに、甲斐のミットとプロテクターを借りてキャッチャーズボックスに陣取った。吉瀬のワンバウンドの投球を受けると、かなり間を置いてから、なぜか二塁に送球。甲斐キャノンならぬ“タツキャノン”は惜しくもワンバウンドになった。

 これには伏線があった。登場直前にプレスルームで独演会。吉瀬について「49歳か。きれいじゃのう」と瞳を輝かせ、なじみの記者に「わしゃ、捕ったら二塁に投げるけぇ」と宣言した。そして「のう、賭けようか。二塁に届くかどうか」とコンプラギリギリの話を持ちかけた。記者が「届かない」にベットしたところ、本人も「届くわけなかろう」と賭けは不成立に。それでも「こないだも瀬戸内や広商(広島商)で1時間投げてきた」と高校野球指導者として69歳の今でも打撃投手を務める“強肩”ぶりに自信を見せていたのだが…。

 出番を終えた達川氏は「ワンバンじゃ! 今宮も牧原も『(二塁に)入れ』言うても『ノー』言うて、入らんのじゃもん」と悔しそうな表情。仮に今宮が二塁に入っていればノーバンで届いていたかと聞くと「楽勝でいけとるよ! 一発もキャッチボールもせんで」と名捕手のプライドをのぞかせた。そして去り際、記者へ振り向きざまに

 「伝説のことはするよ」

 何やら名言っぽいような言葉を吐いて、ペイペイDを後にした。

 ABC「千鳥の相席食堂」に出演した際の“怪演”ぶりでも伝説となった達川氏。同番組3度目の出演を願う記者には「出ん。オファーが来たが、断ったんじゃ」。本当かウソか、さすがの口八丁ぶりだった。

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