【オリックス】開幕投手・宮城大弥独占コラム「一生百錬」4連覇への誓い「大きく変わるチャンス」

スポーツ報知

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2024.3.29(金) 10:00

マイメロディのリュックサックを抱えて引き揚げる宮城大弥(カメラ・岩崎 龍一)

 オリックス・宮城大弥投手(22)が28日、スポーツ報知の独占コラム「一生百錬」でリーグ4連覇と日本一奪回にかける決意を明かした。プロ5年目で初めて開幕投手を務め、29日のソフトバンク戦(京セラD)へ向かう左腕。尊敬するドジャース・山本由伸投手(25)への思いや自身の野球観をつづり、2024年を「オリックスも僕自身も大きく変わるチャンス」と位置づけた。

 スポーツ報知の読者のみなさん、ご無沙汰しています。2月のキャンプから順調に毎日を過ごし、2024年のシーズン開幕を迎えることができました。開幕戦のマウンドは特別です。そこで投げたいと思い、僕なりにイメージもして、この日を迎えました。すごい打者が並んでいるソフトバンクさんが相手。今年はオリックスも僕自身も、大きく変わるチャンスだと思っていますし、最高のスタートが切れる投球をします。

 山本由伸さんや山崎福也さんが抜け、今年はどうなるのか。僕の耳にも当然、そうした声は聞こえてきます。でも、穴を埋めるという意識も、ポスト由伸さんになろうというイメージもありません。いい意味で僕らしくマイペースで、楽しく野球がしたいです。

 楽しもうと思うだけで気持ちが楽になれるし、冷静に周りを見る状況をつくれるはずです。僕にとっては四球も、時には必要です。条件は「攻めた結果」の四球。気を引き締める時、もう一段階ギアを上げたい時のきっかけになります。そして、四球を出しても堂々としておくこと。出しちゃった…という雰囲気を出すと、負の悪循環になってしまいます。楽しむことが、僕らしさかもしれません。

 由伸さんのメジャー初登板もテレビで見ました。結果だけを見れば残念かもしれないですけど、個人的にショックはありません。新しい環境、新しい生活、今までよりも早い開幕。そういうものに挑み、取り組んでいる姿は格好いいし、試合に向けて多くの準備やトレーニングをする姿、過程を見てきたので。久しぶりに、いつも完璧な由伸さんの人間らしさを見た、という感じです。必ず成功すると信じています。

 新しい道に進む先輩がいて、僕自身もプロ1年目のような気持ちで取り組んでいます。本格的に自炊も始め、僕なりに栄養の知識も蓄えています。得意料理はまだありませんが、山岡(泰輔)さんにいただいた炊飯器でご飯を炊き、お肉やサーモンを解凍して焼いたり。色の濃い野菜を食べることも心がけています。少し極端な言い方になりますが、野球一本という意識です。

 実は愛犬・ましゅ、愛猫・まろも一度、これまでお世話になってきた方にお預けすることにしました。去年も遠征の時に移動させ、帰ってくると体調を崩すことがあったので。彼らのことを本当に我が子のようにかわいがってくださる方なので、負担のない環境をつくってあげたいと思います。

 5年目のシーズンが始まります。後輩たちもできてきました。持っている力を見れば、エースはペータ(山下舜平大)です。打者を圧倒する力は彼の方が何倍も上。キャッチボールをしても、同じボールじゃない気がします。正直、ショックを受けました。「ゴーッ!」とうなる感じでもう、漫画の世界です。負けたくはないですけど、認めるところは認めて…。お互い、いい関係性でいきたいですね。

 これから何年も野球がしたいですし、何年も1軍の先発ローテーションで投げたいです。個人タイトルも取ったことがないので、特に防御率は意識していきます。パ・リーグ4連覇と日本一へ向けた、大事な開幕戦。背中で見せていきたいですし、最後に笑って終われる一年にします。(宮城 大弥)

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