【日本ハム】新庄剛志監督、24年の新ルーチンは「ハイタッチ」 メンバー表交換時に相手監督、審判団と

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2024.3.28(木) 20:11

笑みを見せる日本ハム・新庄剛志監督(カメラ・堀内 啓太)

 就任3年目を迎えた日本ハム・新庄剛志監督(52)が28日、試合前メンバー表交換の際に相手監督や審判団とハイタッチを交わす新ルーチンを導入すると宣言した。

 前日練習が行われたZOZOマリンスタジアムで開幕前記者会見に出席。その終盤、開幕戦で対決するロッテ・吉井監督に対し「お願いがあるんですけど。メンバー交換…。1戦目はハイタッチでお願いします」と突如切り出した。「わかりました」と笑顔で快諾されると「よろしくお願いします!」と笑みを浮かべた。

 試合前のメンバー表交換時は握手をするのが一般的。だが指揮官は、今季のオープン戦から自らの判断でハイタッチに切り替え、球場に詰めかけたファンを沸かせていた。「戦う前にハイタッチすると全体が一つになっているような。『お願いします』というより『行きましょうよ! 楽しいゲームを見せましょう!』というような試合をしたいんです。(観客からも)『見てて気持ちいい』というDM(ダイレクトメッセージ)がめちゃくちゃ多かったんですよ」と話した。

 審判団に対してもハイタッチを行う方向で「審判の方たち、何か“かたい”雰囲気があるじゃないですか。ファンの方たちに『仲良いんだ』みたいなイメージを持ってもらいたい」と説明。現時点では各カードの初戦のみハイタッチを行う予定だが、年上の監督には事前に了解を得る方針で「(阪神)岡田監督には(無断で)できない」と思わず苦笑いした。

 OP戦期間中には巨人・阿部監督に対してハイタッチを試みた際に、まさかの「チョキ」を出される一幕も。「試合では負けるのでジャンケンで勝ちます』って。いい返しするなと思って」と笑い飛ばしていた。

 プロ野球は29日に各地で開幕。球界屈指のエンターテイナーが今季もさまざまな形で盛り上げる。

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