【ソフトバンク】和田毅、開幕ローテ見送りの舞台裏 小久保裕紀監督「プレッシャー与えすぎて悪かった」

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2024.3.27(水) 14:20

左中指の負傷のため開幕ローテーション入りが見送られたソフトバンク・和田毅(左)は王貞治球団会長に患部の状態を説明した(カメラ・田中昌宏

 左中指の負傷などのため開幕ローテーション入りが見送られたソフトバンク・和田毅投手が27日、ペイペイDで1軍練習に合流。キャッチボールなどで軽く調整した。今後は1軍に帯同しながら治療および調整を行い、巻き返しを図る。

 26日のウエスタン・リーグ広島戦で左中指を負傷した。さらに左手にできたマメの状態が思わしくないという。「なんとか早くチームの戦力に戻れるように、まずは指をしっかり元に戻れるように」とレジェンド左腕は語気を強めた。

 開幕ローテ見送りは、倉野信次投手コーチが小久保裕紀監督と相談の上、決断したという。同コーチは「状態的には上がってきていたので、本人も僕も間に合うという手応えはあった。だが(打球が)当たった部分以上に深刻な状況だったのはマメ。『これだったら絶対やめといた方がいい』と言いました」と説明。指揮官は「有原と和田は、2か月も3か月も前から(開幕ローテ確定と)話していたので、逆に『プレッシャーを与えすぎて悪かったな』という話はしました」と明かした。それについて和田は「監督にそんなことを言わせてしまった自分が本当に情けない」と悔しそうに振り返った。

 和田に代わって4月2日の本拠地開幕投手(対ロッテ)は大関友久投手が務める。3日の同カードは東浜巨投手のまま。4日の同カードは、登板日が変更された大関に代わり、大津亮介投手か石川柊太投手に任される。

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