【ソフトバンク】和田毅、本拠地開幕投手を急転回避も 2軍戦で利き手の中指負傷 27日に可否を最終決断

スポーツ報知

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2024.3.26(火) 17:28

和田毅

◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク2-7広島(26日・タマスタ筑後)

 ソフトバンクの和田毅投手が本拠地開幕戦の先発を回避する可能性が26日、浮上した。

 4月2日の本番(ロッテ戦=ペイペイD)を中6日で控えたこの日、ベテラン左腕は2軍戦で先発として調整登板。3回の守備で利き手の指を負傷するアクシデントに見舞われ、予定の60球に満たない55球、2回2/3を8安打5失点(自責4)で降板した。

 負傷したのは左中指。2回1死で大盛の投ゴロを捕球した際、打球が指先に当たり、軽い出血に見舞われた。続く内田に初球を左中間に運ばれたところで治療のためベンチに下がり、そのまま交代となった。

 和田は「ボールを捕った時に突いたというか。そんな大ごとではないです」と軽症を強調。1週間後の登板についても「(投げる?)自分はそのつもり。どれだけ打たれてもゼロに抑えればいい。そういう投球をしたい」と意気込んだ。

 一方で倉野信次投手コーチは慎重な姿勢を見せた。「最後ああいう形で降板した。血は出ていたのは事実なので。選手には責任感がある(ので登板したいだろう)が、止める時には止めないといけない。あした判断したいと思います」と患部の腫れ具合などを見ながら、27日に最終的な決断を下す考えを示した。

 和田の開幕ローテーション入りは、小久保裕紀監督が昨年11月に決定。和田自身は先週まで調子が上がらなかったことから、25日に「自分から(開幕ローテ入りを)やめようと思っていたぐらいだった」と告白していた。

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