◆オープン戦　中日―ロッテ（２２日、バンテリンドーム）

　ロッテの開幕投手に内定している小島和哉投手が先発し、粘りの投球を見せた。初回に先制を許すも、計８４球で５回を３安打１失点にまとめた。２番手には東妻がマウンドに上がった。

　初回は先頭・三好を四球で塁に出すと、後続を遊ゴロ、三ゴロで２死を取ったが、４番・中田には１４７キロの直球を中前適時打にされた。以降、４回までは毎回ランナーを出す展開となったが、要所を締めて無失点。５回は代打・近本を左飛、１番・三好を遊飛に打ち取ると、最後の田中はスライダーで見逃し三振にし、３人でピシャリと抑えた。

　前回登板（１５日）は４回を投げ、８安打５失点。課題を残す投球だったが、頼れるエース左腕が自慢の修正力を発揮した。

　チームは、初回に先制を許した直後の２回、ソトの左翼席へ飛び込む同点ソロで追いついた。６回２死一塁の場面で５番・ソトが右前２塁打を放つと、代走・和田が激走を見せ、勝ち越しのホームを踏んだ。

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