【日本ハム】清宮幸太郎が今季初実戦「違和感はない。球も見えていたし」

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2024.3.21(木) 06:25

今季初実戦で2打数無安打に終わった日本ハム・清宮

◆イースタン・リーグ 日本ハム3―6ヤクルト(20日、鎌ヶ谷)

 左足関節捻挫で離脱していた日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)が20日、イースタン・リーグのヤクルト戦で今季初実戦に臨んだ。「1番・三塁」で先発出場し、遊飛、遊ゴロの2打数無安打。途中交代ながら、確かな一歩を踏み出し「違和感はない。球も見えていたし、最初の割にはよかった」と小さくうなずいた。

 初球から迷わず反応した。2回2死一塁。相手先発・石川の外角カットボールを捉えた。痛烈な打球は遊撃手の正面を突くも、昨年10月5日の楽天戦以来167日ぶりの実戦で力強い振りを披露。稲葉2軍監督は「キャンプをやっていなくて生きた球も見ていない中で、普通に対応していた。第一段階としては順調に来ている」と拍手を送った。

 沖縄先乗り自主トレ中の1月29日、同箇所のじん帯部を損傷した。新庄監督から「置いていくしかない」と厳しい言葉をかけられる中「治すことに全集中した」と2月はリハビリに専念。ライバルたちの猛アピールも目に焼き付け「かなり出遅れている。巻き返せるように」と闘志を宿してグラウンドに帰ってきた。

 「のんびりしている暇はない。開幕1軍、行けるなら行きたい。いつ呼ばれてもいいように準備するだけです」。次戦は22日のイースタン・巨人戦(鎌ケ谷)で5イニング出場予定。背番号21の巻き返しが始まる。(堀内 啓太)

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