【ロッテ】沢村拓一、移籍後初の東京ドーム登板に感慨「独特の通路の匂いとかは懐かしい」

スポーツ報知

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2024.3.20(水) 16:41

5番手で登板した沢村拓一(カメラ・池内 雅彦)

◆オープン戦 巨人6―0ロッテ(20日・東京ドーム)

 ロッテの沢村拓一投手が古巣の巨人戦で8回に登板。移籍後初めて、2020年7月5日(中日戦)以来の東京ドーム登板で、無失点に抑えた。マウンドに上がると、両軍ファンから温かい拍手が送られた。沢村は「あの~、9年半近くいさせてもらいましたから、はい。ただ、やっぱり何て言うんでしょうね。東京ドームの独特の匂いというか、雰囲気というか、入って来たときの通路の匂いとかは懐かしいなと感じます」と振り返った。

 試合前には「懐かしさ」も感じたが、すぐに切り替えた。新生・阿部巨人を相手に、先頭の門脇、郡を連続三振。最速150キロのスプリットがさえ渡った。中山には四球を許したが、小林を遊ゴロに打ち取った。「(マウンドでは)特には無いです。自分の投げたいボールを投げて、やりたいことを試したい。そっちの方が先だと思って今はやっています。若手が相手でしたけど、関係無しに、左バッターに対し、どういうことをしたいか、試してみようかを割り切って自分の中で決めて、選択してやりました」とキッパリ言い切った。

 2年間プレーしたレッドソックスから復帰した昨季は、34試合に登板。4勝3敗3セーブ、14ホールド、防御率4・91で、クライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。頼れる右腕が、今年もチームを支える。

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