西武の40歳・中村剛也、オープン戦1号 11年低反発球で48発キングが23年目開幕スタメン有力
スポーツ報知
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2024.3.20(水) 06:15
◆オープン戦 西武3―1広島(19日・ベルーナドーム)
どっしりとした存在感は今年も変わらない。8回2死一塁。西武・中村剛也内野手(40)は広島・杉田の投じた130キロのスライダーを左翼席に運んだ。オープン戦1号となる決勝2ランに「(本塁打が)出るに越したことはないので、打ててよかったです」と、いつものように淡々と振り返った。
飛ばないとされる低反発球が導入された11年に48本塁打を放ってキングに就いたスラッガーは、まだまだ高みを目指す。自主トレからボールの上面をたたいてスピンをかける感覚の“トップスピン打法”に挑戦。この日の一発も見逃せばボールという高さだったが、しっかり捉えてきれいな放物線をかけた。「まあ、芯で打てたので」と表情を変えずに話した。
29日の楽天との開幕戦(楽天モバイル)は相手の先発が左腕の早川とあって、DHでの先発が有力視される。「内容も上げていけると思います」。23年目の開幕へ、淡々と準備を整えていく。(秋本 正己)
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