◆オープン戦　西武３―１広島（１９日・ベルーナドーム）

　西武・金子侑司外野手が１番・右翼で先発。２安打に１盗塁を決めて開幕スタメンへ猛アピールした。

　オープン戦出場６試合目で初めて１番に座ると初回、左翼線二塁打を放って同点のホームを踏み、５回には遊撃内野安打で出塁して二盗を決めた。オープン戦は４試合連続安打となったが「１試合１試合、１打席ずつアピールしたいという気持ちでやっている。自分がやれるとか、勝負できますっていうのをしっかり首脳陣の方に見てもらえるような打席にしたいなとずっと思ってやっています」と言葉をかみしめるように話した。

　外野は若手による競争が繰り広げられてるが、盗塁王２度を誇る３３歳のスピードに堅守は大きな武器。１番打者が決まり切らない中、松井監督は「もちろん、（候補に）入ってきますよね」と期待を寄せる。「言われたところで出られさえすればチャンスはある」とがむしゃらさをむき出しにシーズンへ向かう。

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