ロッテ・岡大海、オリックス・太田椋に続き初球をOP戦50年ぶり両軍先頭弾!巨人・柴田&阪急・福本以来

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2024.3.16(土) 05:45

岡が先頭打者本塁打を放ちベンチでハイタッチ(カメラ・今西 淳)

◆オープン戦 ロッテ6―7オリックス(15日・ZOZOマリン)

 ロッテの岡大海外野手(32)が15日、オリックス戦(ZOZO)に「1番・中堅」でフル出場し、50年ぶりとなるオープン戦の両軍初回先頭打者本塁打の快挙を演出した。

 開幕投手に決まっている小島が初回、オリックスの「1番・二塁」で先発出場した太田に初球の144キロ直球を捉えられ、左翼席に先制弾を献上した。その裏、先頭で打席に入った岡は「積極的にいこう」と心に決めていた。山岡の初球、144キロ直球をフルスイングした打球は左翼席へ。1974年3月16日の阪急―巨人戦(倉敷)の巨人・柴田、阪急・福本以来、オープン戦では半世紀ぶりの両軍初回先頭打者本塁打に、球場全体が沸いた。

 「太田君どうこうはなかった。とにかく同点という気持ちが強かった」と珍事を振り返った岡に代わって、日米通算121勝右腕の吉井監督が冷静に解説した。「珍しかったですね。オープン戦ならではでしょう。真っすぐ一本で2人とも振ったと思う。そこに投手が何の疑いもなく真っすぐを投げた。シーズン中はああいうことはなかなか起きないと思うのですが」。レギュラーが期待された藤原が右膝蓋(しつがい)骨骨折で離脱する中、岡が印象に残る一発で存在感を示した。(阿見 俊輔)

 ◆記録メモ

 74年3月16日のオープン戦で柴田勲(巨)、福本豊(阪急)が打ち合った初回先頭打者本塁打のボールカウントは、資料に残っておらず不明。ちなみに公式戦で両チームが初回先頭打者アーチは、これまでに15度記録されている(セ6、パ7、交流戦2度)。このうち初回の表に初球、その裏に2球目を打った例は1度あるが、ともに初球を本塁打の応酬は一度もない。

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