若手主体の鷹は投打振るわず西武に敗戦……開幕内定の有原は4回2失点の内容

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2024.3.15(金) 21:09

ソフトバンク・有原航平 (C)Kyodo News

● ソフトバンク 1 ― 4 西武 ○
<3月15日・PayPayドーム>

 ソフトバンクは15日、西武とのオープン戦に1-4で敗戦。投打で振るわず主導権を奪われると、終盤での好機を活かせずに敗れた。

 この日の先発は有原航平。開幕投手に内定している右腕は初回から打者3人で抑える上々の滑り出しを見せると、その後も3回までテンポ良く無安打に抑えていく。しかし4回、二死二塁から新外国人のフランチー・コルデロに逆転2点右本塁打を浴びてしまい、4回50球2失点の内容で降板する。

 その後は後を受けたルーキーの岩井俊介、育成の渡邊佑樹がいずれも2死球を与えるなど乱調でそれぞれ失点して着実に点差を離され、1点から3点までビハインドが膨れ上がってしまう。

 なんとか追い上げたい打線だったものの、相手先発・今井達也の前に5回1失点に抑えられるとその後も思うように走者を進められず単調な攻撃が続く。8回には22年度最優秀中継ぎを受賞した水上由伸から満塁のチャンスを作るも、仲田慶介が二ゴロに倒れてこの回も無失点に。最終回も三者凡退で抑えられ、敗戦となった。

 主力を早めに交代させて控えや若手組に多く打席を立たせた一戦だったものの、軒並み無安打に終わってしまったソフトバンク。4年ぶりの覇権奪回へ向け、若鷹の突き上げを待ちたい。

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