【ロッテ】藤原恭大、右膝蓋骨骨折で開幕絶望…回復次第では前半戦棒に振る可能性も

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2024.3.13(水) 05:30

10日のソフトバンク戦の5回、足に自打球を当てて厳しい様子の藤原

 ロッテは12日、藤原恭大外野手(23)が11日に浦安市内の病院で右膝蓋(しつがい)骨骨折と診断されたことを発表した。吉井監督は「骨がくっつくのに1か月半くらい。膝なのであまり足は動かせない。野球の動きをするのに2か月半~3か月くらいかかると思う」と説明。29日の日本ハムとの開幕戦(ZOZO)出場は絶望で、回復次第では球宴までの前半戦を棒に振る可能性も出てきた。

 藤原は10日のソフトバンク戦の第2打席で右膝へ自打球が直撃。苦悶(くもん)の表情を浮かべながらも出場を続け、第3打席では空振り三振に倒れ、8回の守備からベンチに退いていた。昨秋のアジアプロ野球CSでは侍ジャパンの一員としてVに貢献。オープン戦はここまで全5試合(うち3試合スタメン)に出場。打率1割4分3厘ながら今季からドジャース・大谷を意識したノーステップ打法を取り入れ、開幕スタメンが有力だった。

 主力では5日のDeNA戦で藤岡が左足首を捻挫。けが人が続く形となったが、指揮官は「故障はしょうがない。なるべくけがはしないでほしいけど、したらしたで、いる人で頑張ります」と前を向いた。(竹内 夏紀)

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