巨人から日本ハムへトレード移籍した若林晃弘内野手（３０）が１２日、本拠地のエスコンフィールド北海道で入団会見に臨んだ。

　内外野どこでも守れるスイッチヒッターは、早速背番号「４９」のホームユニホームに身を包んで会見場に登場。プロ７年目での転機にも「突然のことで驚きはありましたが、こうやってすぐにユニホームを着させていただいたので、いち早くチームに貢献できるように、自分の力を精いっぱい出せたら」と意気込みを口にした。

　郡拓也捕手（２５）との１対１のトレード。「正直、戸惑いもありましたが、必要とされてのこと。今はとにかくファイターズで頑張ろうという気持ちです」と思いを明かした。

　同席した木田優夫ＧＭ代行も「若林選手のことは大学の頃から見ていましたし、能力の高さも知っている。ファイターズの力になってくれると思っています」と新戦力に大きく期待した。

　若林は「初めて（エスコンに）来たんですけど、本当にメジャーリーグのような素晴らしい球場。プレーできるのが楽しみです」と力を込めた。

　◆若林　晃弘（わかばやし・あきひろ）１９９３年８月２６日、東京・中野区生まれ。３０歳。元大洋外野手の父・憲一さんの影響で小１から野球を始める。中学時代は目黒西シニア所属。桐蔭学園高では楽天・茂木と同期。法大を経てＪＸ―ＥＮＥＯＳ（現ＥＮＥＯＳ）に進み、１７年ドラフト６位で巨人入団。１軍通算成績は３３０試合出場で打率２割２分９厘、１２本塁打、５９打点。１８０センチ、８２キロ。右投両打。

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