【オリックス】ベテラン守護神が「名球会フォーム」に戻して1回ピシャリ!40歳の誕生日に原点回帰

スポーツ報知

  • ニュース

2024.3.9(土) 05:00

6回から登板する平野佳寿(カメラ・義村 治子)

 平野佳は惑わなかった。「いい感じで投げられたと思います。少しホッとしましたね」。6回から2番手で40歳のバースデー登板。1イニングを3者凡退に抑えると同時に、原点回帰を決めた。

 初実戦だった3日のDeNA戦(京セラD)では「いかに力感なく体重移動ができるか」と一連の動作で投球することを試したが、1回を2失点。中4日の準備期間で、左足を上げた際につくっていた軸足の「ため」の必要性を再確認。「右足一本で立った時の感覚ですね。これでいきます」と日米通算250セーブを挙げた昨年までの「名球会フォーム」に戻し、直球も理想的な縦回転。最速は148キロを計測した。

 リリーフ陣は山崎や宇田川が故障で出遅れ、守護神にかかる期待は大きい。「自分の中で39って中途半端な感じだったので、切りよく40でいいんじゃないでしょうか…(笑い)」。新たな目標はあと165試合の日米通算1000試合登板。不惑のレジェンドは真っすぐに我が道を歩む。(長田 亨)

関連ニュース

【オリックス】社会人連番「TKG」トリオの「T」と「K」がオープン戦初登板…中嶋聡監督「まだまだいける」
【オリックス】ハイレベルな先発ローテ争い 山岡泰輔も来た…実戦9イニング連続無失点
【オリックス】森友哉に地元の大阪・堺市から感謝状「現役中は活動を継続できるように」 堺市はなみどり基金
【オリックス】昨季盤石のリリーフから開幕ローテ争いに19年最高勝率右腕が参戦
【オリックス】育成3人が猛アピール 「みんな戦力なんでね」中島監督の目にとまった選手とは

記事提供:

スポーツ報知