◆イースタン教育リーグ　日本ハム―オイシックス（２日・エスコンフィールド）

　オリックスからＦＡ加入した日本ハム・山崎福也投手が２日、移籍後初めて本拠地のマウンドに上がり、３回無安打無失点、４奪三振と好投した。

　２回パーフェクト投球を披露した２月２４日のＤｅＮＡ戦（名護）以来、２度目の実戦マウンドへ。エスコンを「敵地」としていた昨季は３試合（１勝２敗）に登板していたが、日本ハムのユニホームを着て登板するのはこの日が初めてとなった。

　ドラフト２位ルーキー・進藤（上武大）とのバッテリーで、初回は空振り三振、遊ゴロ、左飛とわずか１０球で３者凡退スタート。２回は４番を空振り三振、５番を三直と簡単にアウトを重ね、２死から失策で走者こそ許したが、後続を直球で空振り三振に仕留めた。

　３回は９４キロのスローカーブを使うなど持ち味の緩急をさらに駆使。遊直、空振り三振、最後は遊ゴロに封じ、圧巻の投球で予定の３イニングを投げ終えた。

　昨季１１勝を挙げた左腕は４月２日の本拠地開幕・楽天戦で先発予定。上々の“予行演習”となった。

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