【日本ハム】先発・金村尚真は4回途中5失点KO 巨人打線に「何を投げても打たれる雰囲気があった」

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2024.2.27(火) 14:20

先発の金村尚真(カメラ・安藤 篤志

◆練習試合 巨人―日本ハム(27日、那覇)

 日本ハム・金村尚真投手が、巨人打線に4回途中でKOされた。

 開幕ローテ入りを狙う2年目右腕は、ドラフト2位ルーキーの進藤勇也(上武大)とのバッテリーで先発マウンドへ。まずは初回、4番・岡本和に先制の左前適時打を浴びて出はなをくじかれると、4回は山瀬、佐々木の連続適時打、オコエの2ランで一挙4失点。その後2連続四球を出すなど、3回2/3で80球、被安打8、5失点でKOとなった。

 沖縄・豊見城市出身で、実家はセルラースタジアム那覇から車で10分ほど。この日は家族も応援に駆けつけていたが「初回の入り、初球の取り方…。ピンチになって(球種も)偏ってしまった。しっかり考えてやらないといけない」と悔しい“がい旋登板”となった。

 大量失点した4回は、先頭の新外国人・オドーアに火の出るような痛烈な右前打を打たれたことが口火に。「打たれたのはツーシーム。しっかり芯を外したつもりだったんですけど、やっぱりパワーがある打者。打球がすっごく速いなと…」と度肝を抜かれたという。好調の巨人打線についても「全員(雰囲気が)ありました。いつもは投げていて楽しいんですけど、今日は何を投げても打たれる雰囲気があった」と振り返った。

 開幕ローテ入り、そして資格が残っている新人王を今季の目標に掲げる23歳は「こういう打線を抑えてこそ、ローテーションに入れる投手だと思う。もう一度考え直して、次に生かせるように練習していきます」と前を向いた。

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