◆オープン戦　ＤｅＮＡ４―２楽天（２５日・宜野湾）

　プロのすごさを体感した。楽天のドラフト１位・古謝がＤｅＮＡとのオープン戦に４回から２番手で登板。３回７安打３失点と打ち込まれたが、４番・牧から空振り三振を奪うなど４奪三振。「ストライクゾーンで勝負できたことはいい収穫だった」と充実感をにじませた。

　指揮官の言葉でギアを上げた。「２回を投げ終わった時に今江監督から『フォアボールを気にしないで強い球を投げよう』と言われました」。３イニング目の６回。先頭の佐野には四球も「指にかかったいいボールが投げられた」と感覚をつかんだ。続く牧には左前打を放たれたが、松尾、柴田を２者連続三振に斬り、「総合的に見たら結構、腕が振れていた」と振り返った。

　今江監督も「彼にとっては全てが経験。点は取られましたけど、いい球投げるなっていう確認ができた。少しずつステップアップしてくれればいい」と左腕の今後に期待した。（太田　和樹）

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