【西武】北大初のドラフト5位右腕が見習う先輩投手とは

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2024.2.24(土) 17:05

ライブBPに登板した西武のドラフト5位・宮沢太成

 西武のドラフト5位右腕・宮沢大成投手(四国IL徳島)が24日、初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。

 山野辺、山村らに対して35球を投げて、安打性の当たりは2本。直球に加えてカットボール、スプリットなどの変化球も投げ込んだ。打者に対しての投球は四国IL時代の昨年9月30日以来約5か月ぶりだったが「ストライクゾーンに投げられましたし、第一段階としてはよかったです」とうなずいた。

 進学校の県長野から北大へ進み、独立リーグを経て入団した右腕。筋力トレーニングや食生活の改善などもあって、体重は高校時代の80キロから約99キロに。床に置いたバーベルを腰の高さまで持ち上げるデッドリフトでは220キロを挙げるパワーの持ち主。西武には高橋、平良ら100キロ超の体格を生かして速球を投げる投手が多い。「今まで自分は大きい方でしたが、井の中の蛙というか、(高橋)光成さんや平良を見ていると、体が大きくて扱えていると感じる。自分はがっちりした体型で勝負していく選手なので、見習っていきたい」と持てるパワーを球に伝えられるようにしていくつもりだ。

 23日の紅白戦では同じ新人でドラフト1位の武内(国学院大)、同7位の糸川(ENEOS)が好投。「刺激になりますよね。自分も早く実戦で投げられるような段階まで自分のピッチングを上げていきたいです」と対外試合での登板を見すえていた。

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