【ロッテ】藤原恭大 マルチ安打で開幕スタメンへアピール 吉井監督も期待「ゆくゆくはクリーンアップを」

スポーツ報知

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2024.2.22(木) 05:45

5回2死、中前安打を放つ藤原恭大(カメラ・渡辺 了文)

◆練習試合 中日14-1ロッテ(21日、北谷)※特別ルール

 ロッテの藤原恭大外野手(23)が21日、中日との練習試合に「1番・中堅」で先発出場し、チーム唯一のマルチ安打で気を吐いた。初回は相手先発・梅津のグラブを鋭い打球ではじく内野安打。5回2死で迎えた第3打席では、4球目の直球を中堅にはじき返した。「体の疲れもあり、スイングのスピード、バランスが少しずつ崩れているので、もう一回こっからしっかり上げていければいい」と、気を引き締めた。

 し烈な争いを勝ち抜く。藤原は中堅か右翼での起用が予想されるが、西武から移籍した愛斗、昨季はけがで1軍出場がなかった高部も復帰し、ライバルは多い。村田打撃コーチは「藤原は結構、いい感じで振れている。打球速度も速くなってるし、ミート率も上がっているし」と評価するなど、期待値は高い。ここまで練習試合では20打数7安打の打率3割5分。吉井監督も「長打も打てる子なので、ゆくゆくはクリーンアップを打てると期待してます」とうなずいた。

 先輩の巨人・泉口や、同学年だった中日・根尾ら大阪桐蔭OBが躍動している。負けず嫌いの23歳は「打たないと出られない。守備にしても、走塁にしてももっともっとアピールして、開幕スタメンで出られるように頑張りたい」と闘志を燃やした。(竹内 夏紀)

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