【ソフトバンク】和田毅、43歳 いまだ若い女性ファンが「キャ~!」誕生日の誓いは松坂大輔超え170勝

スポーツ報知

  • ニュース

2024.2.21(水) 16:46

43歳の誕生日を迎えた和田毅が贈られたケーキを前にファンから祝福されて笑顔を見せる (カメラ・豊田 秀一)

 ソフトバンクの和田毅投手が21日、43歳の誕生日を迎え、世代の盟主を超えると誓った。キャンプ地の宮崎でファンから祝福されると、お返しのサインをプレゼント。「同じ誕生日ですって方もおられた。僕も『おめでとうございます』って言えた。たくさんのファンの方にお祝いしてもらってうれしかったです」と笑顔。衰えぬイケメンぶりに、いまだ若い女性から「キャ~!」と黄色い声援が飛ぶ。報道陣からも「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」の合唱とともにケーキが贈られた。

 パ・リーグ最年長選手として今季挑むのは、1980年度生まれ「松坂世代」の盟主・松坂大輔の日米通算170勝だ。ここまで和田は日米通算163勝。「あと7勝で大輔の数字に並ぶことができる。今年は2桁という数字を掲げているので、大輔の数字を抜ければ、いい年になると思います」と胸を膨らませた。

 侍ジャパンでは2004年アテネ五輪、06年WBCでチームメート。16、17年には同じソフトバンクのユニホームを着た。高校時代からの戦友は、今キャンプにも激励に訪れてくれた。「逆に自分がそれぐらい(最低7勝)の結果を出さないと、個人的にも納得できないですし、チームとしてもいい位置にいられない可能性がある」。昨年も8勝を挙げており「170」は通過点の数字であることを強調した。

 球界全体でもヤクルト・石川(79年度生まれ)に次ぐ第2位の“長老”。「そうですね。眠たくなるのが早くなってきました。お酒も弱くなったような気もしなくもない」。年々、健康には細心の注意を払うようになり、今キャンプも午後11時までには布団に入り、午前6時には起床しているという。シーズン終了後には「(通算勝利数を)『抜いた』ってのを大輔に報告できればとは思います」と21年限りで引退した盟友を歯ぎしりさせるつもりだ。

関連ニュース

【ソフトバンク】今日43歳誕生日のベテラン左腕が熱血塾開講 21年間で培ったノウハウ伝授
【ソフトバンク】3年目の有望株が無念の離脱…左坐骨疲労骨折
【ソフトバンク】山川穂高が1イニングで移籍後初安打&タイムリー 左中間二塁打→中前適時打
【ソフトバンク】技ありの“ブルドッグ殺し”って何だ?無人の遊撃定位置に転がす適時打「精度上げます」
【ソフトバンク】小久保裕紀監督を「率直にモノが違う。どこイジるの?」とうならせたドラフト1位左腕

記事提供:

スポーツ報知