【日本ハム】鮮やか3安打のレイエスに新庄剛志監督「日本ではこうしないと成功しないとわかっている」
スポーツ報知
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2024.2.15(木) 20:23
◆練習試合 日本ハム4―2DeNA(15日・宜野湾)
日本ハムは練習試合でDeNAに快勝し、対外試合3連勝を飾った。2番に松本剛、3番にフランミル・レイエス、4番に万波中正、5番にアリエル・マルティネスを並べた新打線が機能。中でも新庄剛志監督は、来日後初の対外試合で3安打をマークしたレイエスを絶賛した。
メジャー通算108発の大砲はこの日、中前打、右前打、右越え二塁打と中堅から逆方向へシュアな打撃を連発。指揮官は「レイエスも内(側)からしっかりバットが出て、バットが当たった後に乗せて送り出すというか、だからいいところにライナー性で逆方向に(飛ぶ)。選球眼も意識して取り組んでいる。打席の中で『日本ではこういうバッティングスタイルでいかないと成功しない』というのがわかっているように見える。(過去の)映像とは違うスイング。癖がないですよね。しっかりタイミングをゆっくり取って、見極めている」と打席での内容に目を細めた。
この日は試合途中に一塁守備にも就き「走り方がかわいい。(ファウルフライの追い方も)トコトコトコって。音楽つけといてほしいね。ベンチでもよう声出すしね。ピッチャー陣にも声かけてるし」と120キロの巨体を揺らしての全力疾走や献身的な姿にも高評価を与えた。
一方、チームの「4番」を誰に託すかはテスト段階であることを明かし「(万波には)あまり背負わせたくない、というところもある。去年ああいう活躍をして、今年がもう彼にとっていっちばん大事。そこにプレッシャーを与えたくない。ノビノビやれるポジションで。外国人、万波くん、外国人という(中軸も)一つの方法ではあるんですけどね、(万波を)大きくさせるには。もうちょっと、楽な場所でいいかなって思って。まあまあ、そこは今探っている」と話した。
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