【ソフトバンク】ドラフト1位の前田悠伍、絶妙な新ニックネームをドラ2岩井俊介が命名 プロ初ブルペン

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2024.2.15(木) 14:19

ソフトバンクのドラフト1位・前田悠伍(右)は小久保裕紀監督の見守る中でプロ初のブルペン投球を行った

 ソフトバンクのドラフト1位・前田悠伍投手=大阪桐蔭=が15日、プロ初のブルペン投球を行い、捕手を立たせて力強い直球を20球投げ込んだ。

 宮崎キャンプ第4クール初日。いよいよ金の卵がベールを脱いだ。筑後での新人合同自主トレも小久保裕紀監督のいう「特別育成プログラム」により、投球練習を実施しなかっただけに、ガチのプロ初ブルペン。マウンドのそばでは小久保監督が見守り、ネット裏には前監督の藤本博史球団統括本部付特別アドバイザーも陣取る。キャッチボールを終え、流れるようなフォームから樋越優一ブルペン捕手に直球を投げ込むと、小気味いい音がミットを鳴らす。これには新旧指揮官も「ほ~」とため息を漏らした。

 投球後は樋越ブルペン捕手と会話。それを見ていた藤本前監督は、樋越さんを呼び寄せて「いらんこと言うなよ。いらんこと言うたら成長止まってまう」と、ひとイジリ。現場もフロントも一致団結して、金の卵を大事に育てていく決意がうかがい知れた。

 投球前の投内連係練習を終えると、ルーキーらしく荷物をかかえてクラブハウスへ。ドラフト2位の岩井俊介投手=名城大=からは「マーゴ、マーゴ!」と呼ばれていた。どうやら新ニックネームらしい。確かに前田といえば2年目の育成左腕・前田純投手がいるし、ユーゴといえばイケメン右腕・板東湧梧投手がいる。そういう意味で絶妙な呼び名だ。岩井に「誰が名づけたのか」と聞くと、岩井は直接、前田悠に確認して「僕みたいです」とニヤリ。樋越ブルペン捕手は「ユーゴ」と呼んでいたが、岩井命名の「マーゴ」は今後、浸透するかどうか。

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