【日本ハム】新庄剛志監督が21年のドラ1右腕に愛のムチ「もったいない本当」紅白戦で151キロ計測も

スポーツ報知

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2024.2.10(土) 20:31

紅白戦の5回に登板し、無安打無失点1四球で切り抜けた達孝太(カメラ・越川 亘)

◇日本ハム紅白戦(10日・名護)

 日本ハムは今キャンプ4度目となる紅白戦を実施。21年のドラフト1位・達孝太投手は5回から登板し、1回を無安打1四球で無失点に封じた。直球は最速151キロを計測。落差のあるカーブ、フォームも効果的に織り交ぜ「今日は6~7割の力で150キロぐらいが出たのでそこは一つよかったと思います。もっともっとアピールしていかないといけない立場ですし、監督にストレートを見てもらおうと思ってしっかり投げました」と登板を振り返った。

 新庄剛志監督は試合後、「達くん、体大きくなってね」と入団時から10キロ増となった肉体など確かな成長を評価。一方で「(投球リズムが)ワンパターンすぎるかな。全部同じ。今日は必死だったと思うし、余裕もなかったと思う。バッターのタイミングを狂わせるのを今のうちからやっといたほうが」と指摘。「何年か先、彼は最終的にローテーションに入ってくるから」と期待を込めて課題を与えた。

 続けて打者目線での助言として「1軍のバッターになるとワンパターンなフォームだとやっぱ(長打、一発を)持っていかれる。ランナーがいなくてもクイックするとか…。言ってるんだけどなあ、ずーっと。やってもらえない。ものすごく大事ですよ、と言っているけど。もったいない本当に。気持ちよーくタイミングを取られるから。そこの部分だけ大きな字で書いといて(笑い)。本当にもったいない。今からやってコツつかんだら、簡単に勝てますよ。テクニックを早めにわかってほしい」と愛のムチを送った。

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