【日本ハム】ドラ2・進藤勇也が右中間二塁打&好リードで猛アピール「感覚が良かった」

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2024.2.8(木) 07:20

紅白戦の3回無死、右線に二塁打を放った進藤 (カメラ・越川 亘)

 日本ハムのドラフト2位・進藤勇也捕手(21)=上武大=が7日、紅白戦で初めてマスクをかぶった。白組の「8番・捕手」でスタメン出場すると、上原、生田目をいずれも無失点でリード。3回には右中間二塁打を放ち、バットでも3試合で4打数2安打1四球と、攻守で猛アピールしている。

 外の真っすぐに、やや泳ぎながらも必死に食らいついた。3回、先頭で打席に入るとフルカウントからの9球目、堀の141キロを逆方向へ打ち返すと、一気に二塁を陥れた。2球で追い込まれながら、粘りの一打。「簡単に追い込まれてしまいましたけど、何とか食らいついて、粘っていこうと思った」とうなずいた。

 新庄監督のアドバイスを即実戦で生かした。指揮官は「ポイントが近かったので、ボール3つ分ぐらい前に置いて、泳いでいいからっていう指示をしたら、そこからいい打球を打ち始めた。そのイメージがあったかもしれないですね」。進藤も「アドバイスをいただいてからの練習も感覚が良かったので、そこは続けていきたい」と感謝した。

 自慢の強肩は発動する機会がなく、新庄監督も「肩を見たかった」と苦笑した。それでも、4イニングを無失点に抑え「いち早く各投手の特徴であったり強み、そういったところを把握して、その中で組み立てていくことを意識してます」と冷静に語ったルーキー。目標に掲げる開幕スタメンマスクへ、攻守に成長を続けていく。(山口 泰史)

  ◆進藤 勇也(しんとう・ゆうや)2002年3月10日、福岡県生まれ。21歳。筑陽学園(福岡)では3年の春夏に甲子園出場。上武大では2年春から正捕手となり、3、4年時に主将。侍ジャパン大学代表にも選出され、23年7月に行われた日米大学選手権の優勝に貢献。182センチ、90キロ。右投右打。遠投120メートル。

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