◆日本ハム紅白戦（７日・名護）

　日本ハムの上原健太投手が、白組の先発として２回を投げ無安打無失点と好投。新庄剛志監督は「上原くんはもう、バッチリじゃないですか。テンポも良いし、タイミングも狂わせているし、ボールの質も良い。ローテーションの中に加わってほしい一人ですね」と大絶賛した。

　しかし、上原は「ゼロ点です。フォアボールを出さない、逆に言えば、フォアボールを出さなければ何でも良かったんですよ。打たれようが、どんなストライクの取り方だろうが。でも出したので、とりあえずきょうの課題はクリアできなかったということなので、ゼロです」と厳しい自己採点を下した。

　反省したのは２回２死走者なしから、有薗に許した四球。３球で追い込みながらも勝負球が外れ「出し方が良くない。２ストライク取ってから、２アウトから」と振り返った。

　それでもブルペンを含め、状態の良さには手応えを感じている。「ブルペンでも良いですし、投げている感覚も良い。試合に入って対バッターになるとどうしてもこうやって力みが先行するところもある。なので対バッターに慣れていけば、ブルペンと同じようなボールだったり、コントロールになってくると思う。そこはあんまり心配はしていない」と自信をのぞかせていた。

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