【ロッテ】メジャーの“佐々木朗希詣で”が止まらない フィリーズに続き2球団目が石垣島へ視察

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2024.2.6(火) 06:00

カージナルスの大慈弥功スカウト(後方)が見つめる中、キャッチボールをする佐々木(カメラ・池内 雅彦)

 今オフにもメジャー挑戦の可能性があるロッテ・佐々木朗希投手(22)への“視察行脚”が止まらない。3、4日のフィリーズに続き、カージナルスのスカウトが5日、沖縄・石垣島を訪れて朗希をチェックした。

 第1クール最終日。前日に2度目のブルペンで52球を投じた右腕は、ブルペン入りせずにキャッチボールや投内連係などで体を動かした。本人はマイペースに調整を続ける一方、周辺は早くも将来のメジャー移籍を見据えた動きが目立ってきた。3、4日にはフィリーズの高橋幸次スカウトがブルペンの動画撮影などを行い、この日はカージナルスの日本駐在スカウト・大慈弥功氏(67)が離島まで視察に訪れた。

 18年11月中旬の練習試合で大船渡2年(当時)だった佐々木を初めて生チェックしたという同氏は「朗希投手を見に来ました」と明言した上で、「(当時と)投げ方はほとんど変わってないね」と熱視線を送った。佐々木はキャンプイン6日前となる1月26日に12球団大トリで更改。将来的なメジャー挑戦の意向を明かし、早ければ今オフに実現する可能性がある。

 練習後には今キャンプ2度目のサイン会。前回はファンが殺到して鉄製の柵が傾き10分間で打ち切りとなっただけに、今回はファンが整列して対応した。小雨が降る中で36分間、最初に並んだ約200人全員にサインし、「ありがとう!」と温かい拍手を浴びた。今後は2月末の対外試合での実戦登板を視野に、中旬を目安に実戦形式の打撃練習に登板予定。朗希自身は今シーズンに集中して調整を続けていく。(竹内 夏紀)

 野茂氏来た! 〇…ロッテの吉井監督が第1クール最終日の5日、近鉄とメッツ時代の同僚・野茂英雄氏(55)=パドレスアドバイザー=の訪問を受けた。指揮官は「おいしいものの話をして、石垣牛がおいしいと言ってました」と笑顔。11日に紅白戦を予定する第2クールに向け、「天気が怪しいので今日夜から明日一日中は、てるてる坊主と一緒に窓際にぶら下がります」と、ユーモアを交えて意気込んだ。

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