【西武】甲斐野央が入団会見 ソフトバンク移籍の山川穂高の人的補償で 松井監督がサプライズ登場
スポーツ報知
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2024.2.1(木) 11:26
ソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手の人的補償で西武に加入した甲斐野央投手が1日、埼玉・所沢市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。
「必要とされて取ってもらったと思っているので、いち早く勝ってファンの方と喜びを分かち合いたいと思います。ふざけてると思われるかもしれないですけど、(背番号34は)三振という意味でもあると思っています(笑)」
ソフトバンクの18年ドラフト1位右腕・甲斐野は1年目の19年から65試合に登板し、同年のプレミア12では侍ジャパンの世界一に貢献した。しかし、20年には右肘を痛めた影響で1軍登板なし。オフには手術を受けたが、21年に実戦復帰を果たし、22年には目標にしていた自己最速160キロを計測した。さらに昨季は46登板と完全復活の兆しを見せていた。
西武・渡辺GMは甲斐野獲得の理由を「真っすぐとフォークで打ち取ることができるライオンズにいないタイプの魅力的な投手。現場にも話しましたけど、すごく喜んでいました」と話し、ブルペン強化に期待している。この日の会見中には松井監督がサプライズで登場。甲斐野は「(松井監督は)誰もが憧れる方ですし、改めて近くで見てイケメンやなと」と満面の笑みを浮かべた。
古巣・ソフトバンクとは同リーグ。対戦する機会も多くありそうだが「寂しいという声もあったんですけど、真剣勝負できるのも楽しみとも言ってもらえたので、その通りだなというかこれもいい経験だなと。対戦したくない選手の方が多いんですけど、全力で抑えにいきたいと思います」と力を込めた。
◆甲斐野 央(かいの・ひろし)1996年11月16日、兵庫・西脇市生まれ。27歳。東洋大姫路高では甲子園出場なし。東洋大から18年ドラフト1位でソフトバンク入団。通算160試合で7勝8敗41ホールド11セーブ、防御率3・43。188センチ、92キロ。右投左打。年俸4000万円。西武での背番号は「34」。
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