【ソフトバンク】山川穂高が“沖縄トリオ”自主トレで郷土なまり リチャードに「僕より飛ばす力ある」

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2024.1.27(土) 18:20

守備練習をする山川穂高(中)(左はリチャード、右は嶺井博希=カメラ・義村 治子)

 FA権を行使して西武からソフトバンクに移籍した山川穂高内野手が27日、移籍後初めて福岡・タマスタ筑後を訪れて自主トレを公開した。「2軍の施設なので、あんまり来ないように頑張りたい」とジョークを交えつつ約60スイングのマシン打撃をこなした。

 球場入りの際には緊張の面持ちだったが、同じ沖縄出身のリチャード内野手、嶺井博希捕手とともに調整したことでリラックス。嶺井に打撃フォームを披露しつつ「これは試合のときにはならんよ~」と沖縄なまりでアドバイスも送っていた。

 リチャードは昨年まで主催していた沖縄合同自主トレに参加しており、嶺井は同郷の同学年。「もちろん、嶺井は昔からよく知っている。リチャードもよく自主トレをやってましたんで、そういう人がいるとコミュニケーションも取りやすい。『あの人はこういう人だよ』とか、いろんなコミュニケーションが取れるんで、すごく心強いです」と頼りにしているようだ。

 さらに同じ一塁を争う立場リチャードにはエールを送った。「僕より飛ばす力がありますし、何かつかんだ時にはライバルになると思っている。バッティングで聞かれたことはアドバイスします」と“まな弟子”のポテンシャルをたたえた。一方で「だけど、基本的にはライバルだと思っている。リチャードだけじゃなく、全員がライバル。普段仲良くしたりするのと野球はまた違うかなと思います。そこはメリハリをつけていきたい」と中村晃内野手らも含め、正一塁手の座は誰にも渡さない覚悟を示した。

 練習後には報道陣ひとりひとりの目を見て「山川です。よろしくお願いします」とあいさつした。移籍後初めて鷹党の視線も浴び、ファンに「本塁打を打つことが一番。そして明るく元気を出してチームを盛り上げていくっていうことも、僕ができること」と決意表明。少しずつ持ち前の明るさを出してチームに溶け込んでいく。

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