西武・平良海馬投手（２４）が３月６、７日に欧州代表と強化試合（京セラＤ）を行う侍ジャパンの最終候補メンバー入りしたことが２６日、分かった。２１年東京五輪以来、３年ぶりに代表復帰となる。

　６年目の昨季、リリーフから先発に転向してチームトップの１１勝を挙げた。一方で先発としての調整を優先したいとの考えから昨季３月に開催されたＷＢＣ出場は辞退。昨年１１月のアジアチャンピオンシップ（ＣＳ）も不出場で、選出となれば金メダルを獲得した東京五輪以来となる。

　井端監督は欧州代表戦の人選について「メインは１１月のプレミア１２だから、そこを意識してオファーを出している」と話しており、昨季、先発として結果を残した平良への期待は大きい。２６年ＷＢＣ、２８年ロス五輪も見据えた起用となる。

　平良に加え、昨年のアジアＣＳ優勝に貢献した日本ハム・万波、西武・古賀も最終候補入り。広島の３年目外野手の田村や明大の宗山塁内野手、関大の金丸夢斗投手、愛知工大の中村優斗投手、青学大の西川史礁外野手（いずれも３年）らプロ、アマの若手有望株も選出される見込みだ。

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