【ロッテ】小島和哉が3年ぶりの“和田塾”参加…初の開幕勝利投手へ「一年間しっかり投げ抜くことが大事」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.1.15(月) 17:41

チーム早稲田で記念撮影する(左から)小島和哉、和田毅、大竹耕太郎、早川隆久(カメラ・岩田 大補)

 ロッテ・小島和哉投手が15日、長崎市内で行われたソフトバンク・和田毅投手の自主トレに参加。昨年末のトークショーで吉井理人監督が現状の開幕投手の本命に“指名”した左腕は、「(直接は)言われてはないです。(開幕投手は)投げたいか投げたくないかで言ったら、絶対に投げたい。だが、一年間投げることが大事。そのための準備をしっかりしたい」とうなずいた。

 プロ5年目の昨季は開幕投手を託され、チーム最多タイの10勝。3年連続で規定投球回(158回1/3)に到達した。それでも、チームは開幕3連敗を喫しただけに「自分が一戦目、負け方も含めて内容がよくなかったので、そういうところで流れを持ち込んでしまった」と慢心なし。今季は、昨年も掲げて未達成に終わった「170イニング」到達に向け、燃えている。

 今回の「和田塾」参加は、2021年以来3年ぶり。「一日野球づけですし、自主トレというよりかは合宿というようなイメージがあります」と充実感の日々を過ごしている。今回初めて取り組んだというピラティスには、「(指導してくれた)女性の方が、僕らほど筋肉がなくてもそういう動作ができていた。体幹とか腹圧とかそういうのを意識して使わないといけないし、使えばもっとよくなる。きつくなったら大きい筋肉でガンとやる癖が付いているが、小さい筋肉を、という練習は面白いなと思った」と感銘。今後の導入についても前向きだった。

 3日前から立ち投げですでにブルペン入りをしたといい、「感触、スピードも出ていたので、急がず焦らずという感じでやっていこうと思っています」。自身初の開幕勝利投手へ―。小島は「究極を言ったら投げた試合は全部勝ちたい。一年間しっかり投げ抜くことが大事です」と、エースの自覚をのぞかせた。

関連ニュース

【ロッテ】和田康士朗、入団時から課題の増量へ毎日体重チェック「気にしないとトコトン落ちてしまう」
【ロッテ】14日で25歳の和田康士朗 「焦らないといけない年齢」とレギュラー奪取に意欲
【ロッテ】ドラ2・大谷輝龍165キロ目指し「数字や新人王が結果としてついてきたらベスト」
【ロッテ】最速159キロのドラ2右腕・大谷輝龍、目指す''大谷級''「投手の成績は勝つぐらいの勢いで」
【ロッテ】ドラ1・上田希由翔、男・村田修一コーチの助言に感謝「いろんなことを吸収したい」…新人合同自主トレが開始

記事提供:

スポーツ報知