【楽天】ドラ3ルーキー日当直喜が宝刀・魔神フォークでアピール…新人合同自主トレで初めてブルペン入り
スポーツ報知
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2024.1.14(日) 06:45
楽天のドラフト3位ルーキー・日当直喜投手(18)=東海大菅生=が13日、仙台市内の2軍施設で行われた新人合同自主トレで初めてブルペンに入った。25球を投げ、うち9球がフォークと、落差の大きい“宝刀”をアピール。日米通算381セーブを挙げた大魔神・佐々木主浩氏に憧れを抱く右腕は、将来の守護神候補として名乗りを挙げた。
ダイナミックなフォームから、力強く右腕を振った。捕手は立たせたままながら、力のこもった25球。スライダー、カーブ、シュートも各1球ずつ投げたが、それ以外は真っすぐとフォークで見守った関係者をうならせた。日当は「7割、8割ぐらい力を入れられたので、結構いい方じゃないかなと」。プロとしての初ブルペンに自ら及第点を与えた。
中学3年から投げ始め、高校時代に磨き上げてきたフォーク。フォークの中での緩急に加え、シンカー気味、スライダー気味と握りやリリースポイントで自在に操り「フォークは9割5分ぐらいは操れる」と自信を持つ。「大魔神・佐々木さんみたいに、自分が抑えとして出られるように、そんなピッチャーになりたい」と将来像を描いた。
見守った小山2軍投手コーチも「最近はスプリット気味のフォークが多いけど、(日当のは)軌道が独特で揺れるようなフォーク。僕が高校生のときとは体つきも違うので楽しみ」と評価した。「自信のある球を伸ばしつつ、課題である真っすぐも伸ばしていけたら」と目を輝かせた日当。日本一の瞬間にマウンドに立つ自分をイメージしながら、成長を続けていく。(山口 泰史)
◆日当 直喜(ひなた・なおき)2005年7月6日、東京都墨田区生まれ。18歳。梅若小、桜堤中では軟式の鐘ケ淵イーグルスで捕手、投手としてプレー。中学では都大会V。東海大菅生では1年秋から背番号11でベンチ入り。3年春のセンバツでは3回戦の沖縄尚学戦で完封勝利を挙げるなど、8強の原動力になった。兄2人、姉2人、妹2人がいる7人きょうだいの三男。190センチ、105キロ。右投右打。
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