【ソフトバンク】山川穂高の人的補償で甲斐野央が西武移籍 西武・渡辺GM「魅力的な投手」
スポーツ報知
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2024.1.11(木) 17:49
ソフトバンクは11日、山川穂高内野手のFA移籍に伴い、規約に定める選手による補償として、甲斐野央投手が西武に移籍することになったと発表した。
甲斐野は球団を通じ「突然のことではありましたが、ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません。ドラフト1位でとってもらったものの、期待に沿えるような活躍はできなかったと思いますが、チームメイト、監督、コーチ、スタッフ、フロントの皆さんには温かく見守ってもらい感謝しています。今回僕を評価、指名してくれた西武球団にも感謝しています。チームの雰囲気が明るくファンの方も熱いイメージがありますので、ベルーナドームでプレーするのが今から楽しみです。最後にホークスファンの皆さんにも感謝を伝えたいです。いい時も悪い時も声援を送ってくれ、福岡の街を歩いていてもよく声をかけてもらいました。けがから復帰した時にマウンドで受けた声援はずっと忘れません。今後のホークス戦でも、こっそり僕だけ応援してほしいです。これからも野球人としてやるべきことは変わりませんので、ブレずに自分らしく頑張っていきたいと思います」とコメントした。
同じく甲斐野の獲得を発表した西武・渡辺GMは「チームにとって、救援投手が大きな補強ポイントでした。真っすぐとフォークで打ち取ることができるライオンズにいないタイプの魅力的な投手です」と説明。入団会見の日時は決まり次第、発表される見通しだ。
甲斐野は東洋大姫路高、東洋大を経て18年ドラフト1位でソフトバンク入団。1年目にいきなり65試合に登板し、2勝5敗8セーブ26ホールド、防御率4・14と大活躍。侍ジャパンにも選出され、19年プレミア12では日本の世界一に貢献した。最速160キロの直球に明るいキャラクターでも多くのファンから愛された。この日一部報道では和田の名前も挙がっていたが、西武が選んだのは快速右腕だった。
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