【楽天】石川県穴水町の実家で被災した松井友飛が同郷4人で義援金寄付
スポーツ報知
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2024.1.11(木) 08:29
1日の能登半島地震で被災した石川県穴水町出身の楽天・松井友飛投手(24)が10日、楽天モバイルパークで取材に応じ、地震発生当時の状況などを語った。
初詣帰りに、穴水町内の実家で夕食までゆっくりしている時に地震が発生した。「いままで経験したことのないような揺れが襲ってきた。そのときは1秒がすごく長く感じた。揺れが収まって外に出てすぐ停電して、情報をみたら震度7だったのでこれはやばいなと思いました」
台所のガラスのコップが床に落ちてくるなど被害もあったが、実家は倒壊せず、無事だった。「正月で食料もたくさんあったり水もあったので避難所生活はしなかったです」。ライフラインについても「停電は2日前に連絡したら直ったみたいな事は言っていたけど、断水はまだ続いているみたい」と被災地の現状も明かした。
9日には、同じ石川県出身の島内宏明外野手(33)、小孫竜二投手(26)、釜田佳直スコアラー(30)と4人で15万円ずつを出し合い、計60万円を石川県令和6年能登半島地震災害義援金として寄付した。「微力ではあるけれど生まれ育った石川県。大変な思いをしてつらいと思うので、なんとか頑張ってほしい」と故郷に思いをよせた。
自身も「僕は野球で頑張るしかないと思うので今年は特に野球で頑張りたいと思います」。自らの活躍で被災地に元気を届ける。(太田 和樹)
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