【ロッテ】チーム最年長38歳の荻野貴司 おみくじ大吉に「運は悪い方なので今年は楽しみ」

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2024.1.6(土) 11:50

自主トレで階段を駆け抜けるロッテ荻野貴司外野手(カメラ・竹内夏紀)

 ロッテの荻野貴司外野手が6日、2024年で“好スタート”を切ったことを報告した。ZOZOマリンで自主トレを公開。年末年始は「家でゆっくりしていた」といい、初詣は都内の神社へ。おみくじの結果を問われると、「言っていいんですか? 大吉です」と笑顔で明かした。

 一方でおみくじに書かれていた内容については「読むのを忘れました。(いつもは)見るんですけど、今年はちょっと忙しくて。大吉で満足しちゃいました」とし、報道陣の笑いを誘った。「運は悪い方なので、今年は楽しみです」と幸先のいいスタートを喜んだ。

 今年は4日の打撃練習で始動。この日は球場内の約50段の階段を歩いて上がりながら、「体の芯の筋肉というか、細かいところに刺激を与えたかったので、ゆっくりの動きでやってました」と入念にストレッチ。次に階段ダッシュを始めると、途中からは8キロのメディシンボールを抱えて徐々に負荷を上昇させ、体をいじめた。ストイックな38歳は、2月の春季キャンプに向けて「基本的な体の可動域を広げながら、自分の今もっている筋肉をできるだけ使えるようにしたい」と、徐々に体を作っていく。

 昨季は故障もあって50試合に出場し、打率2割4分、1本塁打、19打点。チームは現役ドラフトにより西武から愛斗が加入し、外野手は藤原、和田、高部、岡など、し烈なレギュラー争いが予想される。チーム最年長のベテランは「数字の目標はあまりないですけど、常に出られる準備は自分でしたいと思っている。外野手全員が競い合ってレベルを高めていければいいかなと。個人的にやることはあまり変わらない」と、淡々と意気込んだ。

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