【ロッテ】ファーム移転を本格検討 希望自治体を年明けに公募へ…千葉県内と茨城県南部を想定

スポーツ報知

  • ニュース

2023.12.25(月) 16:30

 

 ロッテの高坂球団社長が埼玉・浦和のファーム移転を検討していることを25日、明かした。年明けにも発表し、誘致を希望する自治体を公募する。

 現在の2軍施設は1989年から使用され、老朽化と共にグラウンド数、トレーニング施設、選手寮などが手狭になっているという。条件を3つ挙げている。

 〈1〉本拠地ZOZOマリンから車で1時間程度の距離で、グラウンド、トレーニング施設、選手寮を一体化できること。千葉県内から茨城県南部を想定範囲としている。

 〈2〉地域との連携も重視し、地元市民はもちろん、地元自治体、地元企業との連携、協力体制があること。

 〈3〉永続的な運営スキーム。20年、30年先を見据え、永続的に運営できるスキームを組めること。

 今年、複数の自治体と意見交換は行ったというが、あくまでヒアリング程度で、広く希望自治体を募集予定。2025年春までに自治体を選定し、早ければ2028年からの稼働を目指す。

 高坂社長は「ファーム施設はチーム、選手育成が主な役割ですが、移転先では地域の方々と連携して地域活性や野球振興にも取り組めたらと考えています。多くの自治体の皆様と協議させていただき、地域と千葉ロッテマリーンズの未来にとって良い選択ができればと考えております」とコメントした。

関連ニュース

【ロッテ】ジェームス・ダイクストラ投手の獲得を発表 メジャー経験なしの33歳右腕
【ロッテ】吉井理人監督、開幕投手レースは「本命の◎が小島、対抗の〇が種市、▲が朗希」 パドックで発表
【ロッテ】吉井理人監督がまさかのパドックで開幕投手発表「現時点では小島です」
【ロッテ】吉井理人監督がオーナー報告「来年はリーグ優勝、日本一のご報告が出来るように」
【ロッテ】球団公式ファンクラブTEAM26の新ブースを設置

記事提供:

スポーツ報知