【楽天】藤平尚真が地元・千葉県の中学校で夢先生として登壇「目標にもっと熱く向かっていって」

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2023.12.19(火) 17:07

千葉・木更津市の中学校で夢先生として中学生と交流する楽天・藤平(カメラ・内藤 菜月)

 楽天・藤平尚真投手(25)が19日、地元・千葉の木更津市立第一中学校で「夢先生」として2年2組に所属する約30名の生徒に授業を行った。

 授業の前半はホームユニホームを着用し、生徒と体育館でゲームを行い交流。キャッチボールを披露すると、初めてプロ野球選手の投球を目にした生徒たちから「ナイスボール!」と歓声が沸いた。

 後半は黒のスーツと黒縁の眼鏡に着替えて教壇に登場。野球を始めた小学1年時から現在までを振り返り、目標に向かって努力することの大切さを熱っぽく語った。

 小学、中学時代は野球だけでなく、陸上にも打ち込んでいた藤平。県大会で上位に入賞するも結果に満足せず、自ら校長先生に午後7時までの練習許可を直談判し、一人で練習をしていたことやマリーンズジュニアに選出され日本一に輝いた体験談を話すと、あまりのストイックさに驚きの声が上がった。

 また、進路の話では横浜高校時代の恩師・渡辺元智監督との出会いで人生の転機が訪れたと熱弁。監督からかけられた「目標がその日その日を支配する」、「人生の勝利者になれ」という言葉に励まされドラフト1位という夢をかなえたと語った。

 授業を終えると「楽しかったです」とホッと一息。「やっぱり中学生活は一回しかない。元気はあったけど、少し目標とか夢とかに対しては薄れてる子達もいるのかなと思った。目標を決めて、野球でもサッカーでも勉強でももっと熱く向かっていってほしい」とエールを送った。

 この日のイベントは日本サッカー協会が日本プロ野球選手会と連携し、2015年から現役のプロ野球選手を小学校、中学校に派遣する「夢の教室」。コロナ禍で20年度から22年度は派遣を休止していたが、4年ぶりに再開された。

 藤平は自身の中学時代と比べ、真剣に話を聞く姿にも感銘を受けたようで「みんな一人一人真剣に聞いていて、新鮮な時間なんだろうなと思った。僕もそういう時間をたくさん与えて、少しでも刺激になったらいいかなと思いながら授業をしました」と振り返った。

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