日本ハムドラフト５位の前橋工・星野ひので外野手（１８）が１０日、所属していた桐生ボーイズを訪問、後輩たちにアドバイスを送った。

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　地元の小倉クラッチ・スタジアムで行われた桐生ボーイズ恒例の現役生ＶＳ高校３年生のＯＢ戦。星野は試合には出場しなかったが、始球式に打者として登場。後輩たちにメッセージを送った。

　「楽しむことが大前提です。そのためには地道な練習も大事。つらいかもしれないけれど、諦めずに頑張ってください」

　中学時代、星野はけがに泣いた。「プレーで活躍はできなかったけれど、野球はずっと好きだった。（けがが）治ったらレベルアップしている自分でいたいと思っていた」とメッセージの意味を語った。チームからは初のＮＰＢ入りを果たした。「（中学では）チームワークや仲間の大切さ、諦めない気持ちだったり、精神的な面で成長できた。今の自分になくてはならないものです」と感謝を口にした。

　ＯＢ戦で先輩たちと対戦した前主将の藤島は「迫力やオーラがすごかった」と笑顔。新チームの細谷主将は「ベンチから１球に対するこだわりを感じました。自分たちは春（来年の春季全国大会予選）は負けてしまったけれど、夏は取りかえして、（先輩たちに）いい報告ができるようにしたい」と誓った。

　〇…１７期生は星野ら全１２人が集結。ドミンゴスキヨシはＢＣ群馬から地元枠でドラフト指名された。円岡康祐監督（５６）は「（１７期の）ベンチに入って雰囲気の良さを感じました。決して強いチームではなかったけれど、いいチームだった。改めて感じました」と話した。中学３年でコロナ渦で大会が中止になるなど活動ができなかった世代。「１番影響があった年。これからの人生も頑張ってください。見守っています」と指揮官はエールを送った。

　【桐生・部員】※は主将

　▽３年生　藤島寛右、秋元大輝、中村颯真、大坪歩夢

　▽２年生　※細谷大翔、大根田唯人、長島佑樹、丸本晃誠、関口蒼大、松井朔、石川雅人、倉林佳希、周藤生眞、和田煌汰、高木虹、高橋涼介、山田洸一、疋田流馳

　▽１年生　森奏風、竹澤治人、坂本直樹、渡邉大翔、丸山晃生、松島颯大、柳澤青空、白井栞汰、田部井大和、小倉爽汰、高橋樹

　【桐生・１７期生（高３）】かっこ内は所属

重川勇斗（聖光学院）

小野里輝星（桐生第一）

鏑木治貴（東農大二）

小鮒隆之介（利根商）

駒場大和（桐生商）

田代翔也（桐生第一）

ドミンゴス　キヨシ（桐生第一）

原田陽汰（樹徳）

星野ひので（前橋工）

森颯良（樹徳）

森山朝日（桐生）

渡辺丈留（前橋商）

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