記者会見する今江新監督(C)Kyodo News

　楽天は15日、「東北楽天ゴールデンイーグルス　ハラスメント再発防止策」を制定したと発表した。

　楽天は自由契約となった安樂智大投手のハラスメント行為に関する報道を受け、11月下旬に球団ホームページを通じてファンに謝罪。相談窓口を設置し、継続的な教育研修等、再発防止策を実施すると発表していた。

　球団は「チーム内の組織的又は個人的なハラスメント行為を未然に防止するとともに、万が一当該行為が行われた場合の早期発見及び是正を図り、コンプライアンス経営を強化することを目的として、以下の施策を実施いたします」とし、ハラスメント再発防止策を発表。内容は下記の通り。

1.定期的な面談の実施
チーム全員を対象に、年に2回、定期的な「面談」を行います。

2.アンケート調査実施による実態把握
チーム全員を対象に、年に1回、定期的な「アンケート調査」を行い、球団としてチームの実態把握に努めるようにします。

3.ハラスメント研修の実施
チーム全員を対象に、年に1回、定期的な「ハラスメント研修」を行い、ハラスメントに対する正しい理解を促し、ハラスメント防止に向けた啓発に取り組みます。

4.ハラスメント相談窓口の設置とその周知
チーム内において、ハラスメント行為が生じ、又は生じるおそれがあることを認知した場合に通報・相談ができる「ハラスメント相談窓口」を設置します（こちらは、既に2023年11月29日に設置済みです）。
また、チームエリア内でのポスター掲出、選手個人への携帯カードの配布により、「ハラスメント相談窓口」を周知します。