西武は１４日、来季の新外国人選手として、マーリンズ傘下マイナーでプレーしていたジェフリー・ヤン投手＝１９０センチ、８３キロ、左投左打＝を獲得したと発表した。１年契約で年俸は７５００万円（推定）。背番号は００。

　ドミニカ共和国出身のヤンはメジャー経験はなく、今季は２Ａ、３Ａで計４９試合に登板し３勝５敗１３セーブ、防御率４・８９。左腕からの最速１５９キロの速球にカーブ、スライダーなどの変化球を操り、５７イニングで１０２三振を奪った。ヤンは球団を通して「埼玉西武ライオンズの一員になれることをとても嬉しく思い、チームの優勝に貢献できる準備ができています。ともに戦いましょう！共に楽しみましょう！レッツゴーライオンズ！」とコメントを寄せた。

　救援投手の強化を課題にしている西武は最速１６３キロを誇る前ヤンキースのアルバート・アブレイユ投手＝１８８センチ、８６キロ、右投右打＝を獲得しているが、現状で左腕は佐藤隼１人という状況。渡辺久信ＧＭは「中継ぎとして期待しています。驚異的な奪三振率が魅力のピッチャーです。まだまだ粗削りなところもありますが、日本での成長が楽しみです」と期待を寄せた。

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