【ソフトバンク】和田毅がワクチン寄付活動で「HEROs AWARD」受賞 1球で10本など「僕のルール」を設定
スポーツ報知
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2023.12.3(日) 17:19
ソフトバンク・和田毅投手が3日、地元の島根・出雲市内で開催された「第19回 和田毅杯 少年野球大会」に出席した。
和田はこの度、社会貢献活動に取り組むアスリートを表彰する「HEROs AWARD 2023」を受賞。05年から「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて毎年ワクチンを寄贈する活動を続けており、試合で1球投げるごとにポリオワクチンを10本、勝利した試合は同20本、完投勝利は同30本など「僕のルール」を設定している。
この活動を始めたきっかけについて「子どもの頃から赤い羽根募金だとかベルマークとか、こういうのが何に使われるのかなっていう興味があって。自分が大人になったら自分が働いたお金で寄付ができるようになったらいいなというのがありました。プロ野球選手になった当時は、車イスの寄付が主流だったんですけど。そういう寄付活動をプロの選手もされてるというのを知って、自分も何か始めたいなと。でも、皆さんがやられてるものではなくて、何か違うものをしたいなと思った時に、JCVさんから声をかけていただいて」と説明。「僕の場合は金額ではなくて、本数にするっていうところで1球投げるごとにっていうことにしたので。球数が多いってことはそれだけ健康な証拠ですし、1年間自分が結果を出し続けられている証しでもあるので。いい意味でモチベーションを保つためにも、自分にとってはすごく大きいと思ってます」と明かした。
寄付活動を通じ、たくさんの人と交流し、多くの笑顔を見てきた。「(始めて良かった)一番は僕のルールというのをJCVさんに考えていただいて。1球10本というのをね。ある意味ルールではあるんですけど、固く考えず、特別なことではないので。そういう小さなルールですけど、たくさんの企業の方とか個人の方も賛同してくれて。同じようなルールを各企業さん、個人で作っていただいて、それが広がっていったという。皆さんにとっても寄付というものを身近に感じられるようになれば」と更なる発展を願った。
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