【オリックス】森友哉、1億9000万円増の年俸4億円でサイン 98年イチロー超え球団野手最高アップ額

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2023.12.3(日) 05:00

契約を更改した森友哉(カメラ・谷口 健二)

 オリックス・森友哉捕手(28)が2日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、1億9000万円増の年俸4億円でサインした。球団では15年の金子(3億円増)らに続く4番目の昇給額となり、野手では98年のイチロー(1億7000万円増)を超えるアップ額となった。

 昨オフに西武からFAで加入し、4年総額18億円以上の大型契約を結んでいる。「プラスはありました」。球団の野手では00年イチローの5億3000万円に次ぎ、22年の吉田正尚と並ぶ2位。山本がポスティングシステムでメジャーに移籍する来季は、チームの最高年俸に躍り出る可能性が高くなった。「まだまだ、実力不足な部分がたくさん出た」と、浮かれなかった。

 移籍1年目は、110試合で打率2割9分4厘、18本塁打、64打点。17度の勝利打点はパ最多だった。リーグ3連覇の原動力となっても、自己採点は激辛。「ワカに負けたな…」と、捕手での先発出場は同学年の若月(83試合)より少ない56試合だったことを悔しがった。

 7月には初めて左太もも裏を肉離れ。「試合に出ることが大前提。もう一回、捕手にこだわってやっていきたい」。初の全試合出場を目指し、1月は同じ「ともや」の野口らと沖縄・宮古島で自主トレを行う。広島からFAで加入する西川にも「歓迎しますし、みんなでやりやすい雰囲気をつくっていけたら」と呼びかけた看板打者。ど真ん中で戦う。(長田 亨)

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