日本ハム・浅間大基外野手が１日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、今季年俸２８００万円から３００万ダウンとなる２５００万円（金額は推定）でサインした。

　９年目の今季は２月２６日の阪神とのオープン戦（名護）で左脚を骨折。６月末に１軍に初昇格したが、骨折の影響で約１カ月後に２軍へ降格し、シーズンの大半をリハビリに費やした。来季は「センターで１年間出る。そこしか見ていない。負けるつもりもない」と逆襲を決意。主な一問一答は以下のとおり。

＊　＊　＊　＊＊

―球団からは

「今年キャンプ最初に調子よかった中でのケガだったので、そこは球団としても『悔しい１年になった』とい言葉をいただいて。僕の個人的な感じとしてもあのケガで１年終わってしまったなと。そこに尽きる」

―今季を振り返って

「年間通してリハビリをずっとしていたのを含めて悔しいシーズンだった」

―横浜高の後輩でもある万波らも活躍したがどう見ていたか

「１軍に１か月くらいいたんですけど、記憶にない。それくらいリハビリしかしていなかったっていう印象ですね。皆が活躍している姿はテレビで見て、もどかしいというか、悔しい思いを抱いて見ていた。来シーズンにぶつけるしかないなと思います」

―来季はレギュラー争いを

「僕はもうセンターで１年間出るってのを、そこしか見ていないので。負けるつもりもないです。スタートが大事だと思うので開幕に向けてまずしっかりアピールできたら」

―個人目標は

「打率は運的な要素も含まれるので、出塁率、長打率、そういったところでしっかりチャンスメークであったり、ランナーを返す打撃ができれば、レギュラーに近くなるのかなと思います」

―オフの自主トレは

「例年（ソフトバンクの）近藤さんとやっていたんですけど、今年は１人で。いろんなところに行きながらというか、自分１人でやろうと思います」

―フィジカルを含め、向き合う時間に

「そうですね。自分でやりたいことをしっかり、自分だけに時間を作ってというか。みんなでやれるのもすごく大事ですし、学ぶこともたくさんあったんですけど、今年に関しては１人でいろんなところに学びに行きながら、そういった中で自分に集中してやりたいなと」

―中堅でのレギュラーにこだわりがある

「そうですね。そこで出たい気持は強いです。自分が外野を仕切るというか、中心なのでセンターが。それに伴う結果はしっかり出したいなと思います」

―故障した患部の状態は完全に回復したか

「もうちょいくらいです。そんな簡単に治る場所ではなかった。でもシーズン中とか終了の時に比べたら大分いいものになってきている。キャンプインには全然いい状態で入れると思う」

―以前は朝起きて痛みがある時もと

「それはもうないですね。プレー中以外ではあまり感じることはなくなった。その辺のストレスはなくなった。いい方向に向かっていると思う」

―７月に１軍にいたときは無理をしていた

「痛みのある中でテーピングを巻きながらやっていた。そこは腹をくくってやろうと思っていたんですけど、抹消になって、球団とトレーナーと話をする中で『まずはしっかり治すことを最優先に』と。そういう選択になった」

―自主トレを一人で。先輩の近藤からは何か話は

「『１人でやる時間も大事だから。頑張れよ』と」

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