楽天の太田光捕手（２７）が３０日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１５００万円アップの４８００万円でサインした（金額は推定）。

　今季は主に則本や荘司らとバッテリーを組み、捕手陣の中で最多となる１０４試合に出場。球団からは打撃面でキャリアハイの成績を残したことや、守備面を評価され「しっかり球団の話も聞くこともできましたし、僕が今年１年やってきたことや思いも伝えられた。すごいいい話はできた」と語った。

　試合では下位打線に座ることが多いが、出塁率は３割５分６厘と上位につなげるという意識は強い。「（自分が）守っている時でも下位打線に塁出られると嫌。自分は攻撃の時はそういうことは意識していました」と振り返った。

　他にも盗塁阻止率はリーグ２位の３割５分７厘。５年連続で盗塁阻止率は３割以上と守備面でも結果を残した。さらに、４年連続でスタメン時の勝率が５割２分超えというところも評価され、来季への期待は十分。「やっぱり優勝目指すとなったら６割近くないとだめだなと思う。そこは目指していきたい」とさらなる目標を定めた。

関連ニュース

・【楽天】辰己涼介がゴールデン・グラブ賞授賞式に全身真っ白のド派手スーツで登場…昨季は金色ジャケット
・【楽天】浅村栄斗、２０００安打まで残り１５５本「頑張り次第では来年達成できる」
・【楽天】安楽智大、一時的に自由契約も　球団「一つのライン」保留者名簿は３０日提出期限…ハラスメント疑惑
・【楽天】小深田大翔が球団生え抜き野手最速の１億円プレーヤーに意欲
・【楽天】盗塁王・小深田大翔は４０盗塁誓う　３６盗塁でも「４つ足りてない。来年も目標に」…大幅増の８５００万円でサイン