日本ハム・今川優馬外野手が２９日、エスコンフィールドで契約更改を行い、今季の年俸２０００万円（金額は推定）から２００万減の１８００万円でサインした。

　今季は３年目で初めて０本塁打に終わり、出場２８試合で打率１割９分７厘、１打点。左足の故障もあり「何も貢献できなかった。悔しい思いが一番です」。２５本塁打でブレイクした万波に加え、本職が外野ではない郡司や野村も外野手で起用され、出場機会を減らしただけに「僕は特別守備がうまいわけでも、足が速いわけでもない。長打しかないと思っている」と危機感をつのらせた。

　来季の目標に「２５発以上」を掲げ、オフは体づくりに注力しながら野球漬けの日々を送る。契約更改でのダウン提示は初で「年俸は野球選手の一つの価値でもある。優勝のピースになれるように、来年はホームランにこだわってやっていきたい。いっぱい打ちます」と力強く決意した。

関連ニュース

・【選手名鑑】今川優馬の今季年俸、成績
・【日本ハム】２０２３年契約更改一覧
・【日本ハム】五十幡亮汰がアップ提示で契約更改「盗塁王を。理想は（阪神）近本さん」今季は１７盗塁
・【日本ハム】河野竜生、２３００万円増の５０００万円でサイン　セットアッパーとして飛躍の１年も「休んでいるヒマはない」
・【日本ハム】初ベストナインの万波中正「また来年この場に戻ってこれるように」