日本ハムに新入団した選手の披露イベントが２６日、エスコンフィールドで行われた。支配下５人、育成３人の計８選手が、２０００人のファンの前でプロの第一歩を踏み出した。ドラフト４位の明瀬諒介内野手（１８）＝鹿児島城西＝は「顔が似ている」ヤクルト・村上宗隆を目標に、飛躍を図る。

　ドラフト４位・明瀬が「打倒・清宮」を掲げた。１８３センチ、８７キロから繰り出すパワフルなスイングで高校通算４９発、投げても最速１５２キロをたたき出す身体能力の持ち主。希望の打順と守備位置を問われると「４番・サードです」と堂々宣言。新庄監督も「おっ、いいねえ！」と今季レギュラーを務めた清宮への“宣戦布告”を喜んだ。

　イベントでは大渕スカウト部長から史上最年少三冠王のヤクルト・村上に「顔が似ている」と紹介される一幕もあり「友達にも結構言われる。ＷＢＣはめっちゃ喜んで見ていた。目標にして頑張っていきたい」と明瀬。エスコンの外野席上段を指差し「ぶち込みたい」と高らかに特大アーチも宣言。指揮官から「期待してるよ」と声をかけられた大阪出身の１８歳は「レギュラーを奪える選手になりたい」と目をギラつかせた。（堀内　啓太）

関連ニュース

・【選手名鑑】明瀬諒介の寸評、今季成績など
・【日本ハム】ドラ１・細野晴希は「２９」、２位・進藤勇也は「３３」…新入団選手背番号発表
・【日本ハム】生田目翼が一般女性と結婚発表「来季は人生を懸けて野球に取り組む」５年目の今季は５登板
・【日本ハム】上原健太が一般女性と結婚「家族のためにも、より一層結果を求めて」１５年のドラ１左腕
・【日本ハム】新入団選手８人エスコン初見学　ドラ１細野晴希がマウンドに立ち「きれいで投げやすそう」