ソフトバンク・大津亮介投手が２４日、ペイペイＤで自主トレを行い、初めてのオフにオリックス・山岡泰輔投手に弟子入りすることを明かした。

　期間は来年１月中旬から沖縄で１１日間の予定。１７５センチ、６３キロと細身の大津が１７２センチ、６８キロと同じく細身の山岡の技術を吸収する。１年目の今季、救援で４６試合に登板し、２勝０敗１３ホールド、防御率２・４３と堂々の数字を残した。来季は先発転向が決まっており、先発とリリーフで通算１５７試合に登板し、多彩な変化球を操る山岡はうってつけの教材となりそうだ。

　「山岡さんの自主トレに参加させていただくことになりました。先発もやられてたんで先発と中継ぎの違いとか、変化球も山岡さんは多いですし、どれも一級品なので。少しでも自分のものにできたらいいなと思います」

　中継ぎから先発に変わることで、投球スタイルも変化させたい考え。ワンシームなど球種が多彩な右腕は「今年は真っすぐが５０％以上あったので、来年からはそれを逆転させて、変化球を多くして。真っすぐも使うんですけど、変化球主体で打者を困惑させられたらなと思います」。山岡の決め球であるスライダーも直接質問し、その極意を学ぶ。

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