現役引退を表明した楽天・銀次、ファン感でスピーチ

ベースボールキング

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2023.11.23(木) 15:47

楽天・銀次

 楽天は23日、「楽天イーグルス ファン感謝祭2023」で、今シーズン限りで現役引退を表明した銀次選手がファンの前でスピーチを行ったと球団公式HPで発表した。

▼ 銀次のスピーチ
「東北、仙台が大好きです。今年の初打席、あの大声援、一生忘れません。家族のみんな、いつも支えてくれてありがとう。支えがあったから、いつもどっしり立っていられました。
そして、お母ちゃん。めちゃくちゃ強い体に産んでくれて本当にありがとう。そして、かっこいい名前を付けてくれてありがとう。岩手に住むお父。小さいころ、家の前でやったキャッチボール、忘れてないからね。球場の皆さん。今年でユニフォームを脱ぎますが、これからも皆に少しずつ違う形ではありますが恩返ししていきます。そして、東北、宮城、仙台、楽天イーグルスを盛り上げていきます。どうか、楽天イーグルスをこれからもたくさん応援してください。よろしくお願いします。18年間、本当にありがとうございました。皆さん、最後に2013年すごく流行った「あれ」で終わりましょう。3、2、1、Burn!ありがとうございました」

 銀次は05年高校生ドラフト3巡目で楽天に入団し、5年目の10年に一軍初出場を果たすと、12年に126試合に出場して、打率.280、4本塁打、45打点の成績を残して一軍に定着。翌13年には打率.317、4本塁打、54打点で球団初のリーグ優勝、日本一に貢献した。

 14年は糸井嘉男と首位打者争いをシーズン終盤まで演じ、首位打者とはならなかったが、リーグ2位の打率.327をマークした。14年と17年にベストナイン、17年には一塁手部門でゴールデン・グラブ賞に輝くなど、長年イーグルスを引っ張った。20年以降は出場機会が減少し、今季は6試合に出場し、放った安打は1本だった。銀次の通算成績は1240試合に出場して、打率.290、28本塁打、471打点だった。

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